【春日井市】貴重な植物シデコブシ。春日井市西尾町の県有林には自生群があり保全、調査活動がされています。

シデコブシを知っていますか?

モクレン科の落葉性小高木で日本の固有種。東海3県の丘陵地帯に生き残った東海地方の固有植物で、3月の終わりから4月の初め頃に花が咲きます。
シデコブシのシデは、シメナワに垂らしたりするシデのことだそうです。

春日井市にもシデコブシが数カ所点在している場所があるそうですが、春日井市西尾町の県有林には自生群があります。

みろくの森から大谷川、内津川、庄内川を経て、道風ゆかりの里までを、自然豊かな緑の回廊で結ぶことを目的とした環境まちづくり活動をしている「みどりのまちづくりグループ」さんが、春日井市西尾町にある自生シデコブシ群再生のための保全・調査活動をしています。また、天然記念物指定も目指しているそうです。

シデコブシの群生地に行ってきました。(県有林のため許可がないと入ることができません。)

入り口でシデコブシ再生についての説明を聞き、山へ入ります。

ツツジが咲いていたり、

イノシシが掘った穴など見ながら奥へ進みました。

ついた場所には白や薄いピンクのシデコブシが一面に!!

桜と同じ時期に咲くそうで、この日は、満開のシデコブシを見ることができましたよ!

2021年4月の開花調査では、196本のシデコブシ約90パーセントの木で花または蕾がみられたそうですよ!

これからも保全・調査の活動の継続が必要な春日井市西尾町のシデコブシ群。

「春日井市西尾町シデコブシ群落守る会」もあり会員の募集もしているようでした。気になる方はぜひチェックしてみてください。

西尾町はこちら↓

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